タクミくんの日記

シェアハウス リバ邸DREAM住人。

花避け爺さん③

 

ある日、お婆さんは老体に鞭を打って頑張って隣町の山まで花を植えにいきました。

 

すると、そこには花が一輪もありませんでした。気分が高揚したお婆さんは夢中で花を植えました。

 

 

少し経つとお婆さんは異変に気付きました。

 

「あれ?ここは私がさっき植えた場所じゃないかの?」

 

さっき植えたはずの場所から花が無くなっているのです。

お婆さんはおかしいと思いながらも作業を続けました。

 

しばらくするとまた、さっき植えたの場所から花が無くなっていました。

「やっぱりここはさっき私が植えた場所じゃぞ?」

不思議に思ったお婆さんは、ふと周りを見回しました。

 

すると、近くで一人の若く逞しい男性が花を摘んでいるではありませんか。

 

お婆さんが男性を見ていると、その男性もお婆さんに気づき、お互い少しの間見合いました。

 

お婆さんは妙に親近感を覚えるその男性に見惚れてしまいました。

 

続く